児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

おとうさんはウルトラマン

おとうさんはウルトラマン

おとうさんはウルトラマン

概要

 

「おとうさんはウルトラマン、おとうさんはつよい・・・でもめちゃくちゃよわいあいてもいる」

「おとうさんはウルトラマン、ちからいっぱいたたかい、きずだらけになっていえにかえる。でもこのエネルギー(こどもとあそぶ)だけはのこしてある」

という調子で、

外で戦うウルトラマン(お父さん)

家に帰れば子育てパパ

とを対比しながら進んでいく。まあ、それだけの絵本。

 

感想

 

この絵本がお父さん受けがいいのはとてもよくわかる。

 

自分がこうであったらいいなという像と、理想形だけでなく、ある程度これが自分だという満足も得られるから。

この本の読者対象はあくまでそういう「おとうさん」であって、子供はつき合わされて迷惑な話だよ。

 

評価

大人の自己満足的作品。特にグレードの低い子には不向き。児童閉架。