双子のソフィーとジャシュは、ジョシュがバイトをしていた古本屋が襲撃されたことから事件に巻き込まれる。古本屋の店主ニコラ・フラメルは1330年パリに生まれた錬金術師。妻ペレネルとともに『アブラハムの書』という予言の書を手に入れ、不老不死となって21世紀まで生きていたのだ。太古世界の復権をもくろむ、エルダー族の闇の勢力と、それに使えるディー博士。双子の味方となるのは女戦士スカアハ。ヘカテにより、力をめざめさせるソフィー。果たして二人は伝説の双子か? よくあるパターンだが、きっちりかいてある。
実は、この本は、リクエストで購入。ハリポタ亜流? と思いつつ、内容をチェックするため読んだら、意外に面白くてはまりました。読んだ後に、作者の名前におぼえがあるので確認したら、『ウィンター・ワールド』の作者だと気づきました。こちらも、ちょっと俗っぽいけど楽しませていただきました。この手のシリーズは長いことが多いのですが、最後まで見届けたいものです。