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仕事のうつりかわり

 

仕事のうつりかわり―おかあさん (学習に役立つくらしのうつりかわりシリーズ)

仕事のうつりかわり―おかあさん (学習に役立つくらしのうつりかわりシリーズ)

 

 

 

仕事のうつりかわり―おとうさん (学習に役立つくらしのうつりかわりシリーズ)

仕事のうつりかわり―おとうさん (学習に役立つくらしのうつりかわりシリーズ)

 

 実家の新年会のネタとして世代の移り変わりを紹介する本を使ってみようと思い、さがしてみました。

1870スタートで5~10年間隔で1965(おとうさん、の方は1980)そして「いま」と各見開きで紹介しています。でも、出版が1996年なので「いま」があまり今ではないですね。当時はまだのどかさがあるように感じます。

しかし、実際に使おうとすると、日本だって地域差もあるので、うちの実家に会いそうなネタと思ったらあまりひろえませんでした。「生活」を扱う「おかあさん」の方が、家財道具がちょっと使えました。仕事的な内容だと、仕事自体の多様性もあるのでむずかし感じです。あと、うちの実家が田んぼから新興住宅地になったところなのですが、商店街風景って都市の下町風に見えるんですが、どうなんでしょう? 

見開きでザックリ、解説は後ろにまとめてという形式だと、情報量が少なく調べ学習用としても使い勝手が今一つ。

でも、「むかしのことかいてある本」という問い合わせが定期的にあるけれど、そういうときに見せると、いかにもそれっぽいので借りていきそうです。