風の強い日には魔女が来る。魔女は猫を盗んでいくが、魔女の涙が手に入れば、それは水晶だという。テオとドディーの家に雪嵐の日にやってきたおばあさんはどうも怪しい。でも、おかあさんは親切に世話をしてあげる。嵐のせいでお父さんは帰ってこないし、テオは不安でたまらない。だが、テオは夢でお父さんが黒猫に助けられた夢を見た。そして置き土産は水晶のネックレス。魔女だっていい魔女もいるかも、と二人は思う。 空想と現実が融けあったおはなしを目指しているのかな? という感じだが、ちょっとわざとらしい。ひょっとして訳が悪いのか?