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コルドバをあとにして

 

コルドバをあとにして

コルドバをあとにして

 

 

ヨダヤ教を信じるために異端審問で父が殺され、母も囚われたカルロス。叔父をたより国外に脱出するが、母を忘れることができない。絵の才能をみいだされ、友人に恵まれ、ついにカルロスはスペインにもどり母の救出を企てる。ちょっと展開が都合よすぎ?とも思うが、ユダヤ教への信仰に生きようとするカルロスたちの生き方は異質なだけに日本の子どもの興味をひくのでは?