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うつけ者は名探偵! 

 

うつけ者は名探偵! 織田信長とタイムスリップ探偵団 (講談社青い鳥文庫)

うつけ者は名探偵! 織田信長とタイムスリップ探偵団 (講談社青い鳥文庫)

 

 シリーズ4作目。読んでみてわかったのは、1巻から読まないと設定が分かりにくいこと。拓哉・亮平・香里の小学6年生3人組がタイムスリップをして、歴史上の有名人に合うというパターンの物語だ。途中、クロスワードパズルなどが出てきて、それが謎解き!ということ?? ちなみに、謎を解くのは3人。タイトルは不適切? 展開もご都合主義で、信長を、たった一日で改造したりとか無理だろう~。

だが、このシリーズ、ファンは多い。歴史が好きでこのシリーズが好きという男の子がいて、ハタと気づいた。戦国武将とかが出てきて気軽に読める高学年向き児童文学ってそういえばないかも・・・児童文学を志すみなさま、ここは、うまくやれば穴場かもしれませんよ。

ちなみに、私が、このシリーズ以外で薦めてみようかと思いついたのは、『白狐魔記』でした。

 

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