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ドラゴン・キーパー 最後の宮廷龍

 

ドラゴン・キーパー 最後の宮廷龍

ドラゴン・キーパー 最後の宮廷龍

 

 龍守りのランに使われる奴隷少女は、自分名も知らなかった。ネズミのファだけを友とするが、ある日、最後の2頭のうち1頭の龍が死ぬ。残った龍、タンザは少女の頭に語りかけ、少女の名がピンであることを教えてくれた。タンザ、ピン、ファは、龍の玉を持ち、遠い海を目指して脱出する。だが、龍を狙う、龍狩り(ドラゴン・ハンター)、死霊使い(ネクロマンサー)が追ってくる。漢の王リュウチャ(劉徹:武帝)に助けを求め、若き皇帝と、しばしの友情を育むが、タンザは囚われることは、願っていなかった。宮廷を脱出。やっと海にたどりつき敵を倒すが、ファは、大怪我を受け、命の水のある蓬莱島に龍と共に旅立つ。龍の玉は、龍の卵であった。ピンは、幼龍と共に龍守りとして生きる決意をする。