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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

おいしい野草

 

おいしい野草 (みるずかん・かんじるずかん―金の本)

おいしい野草 (みるずかん・かんじるずかん―金の本)

 

 今からの時期に、手に取りたくなる本。食べられる野草の絵を食べられる時期と、成長してからの二画面で描いている。絵は、さすが植物画の高森さんで、たいへん美しいが、「どうやって食べるの?」の解説が、子どもにはやや難しい感じもする。せめて一例でいいから、料理して食べるまでの図解シーンがあってもよかったかもしれない。