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血と砂 愛と死のアラビア 上

 

血と砂―愛と死のアラビア〈上〉

血と砂―愛と死のアラビア〈上〉

 

 1807年。傭兵としてエジプトへ渡ったトマスは、捕虜となるが、めんどうをみてくれた砂漠の民に共感をおぼえ、その地にとどまることを決意。悩んだ末に神が一つであることを感じイスラムへの改宗もした。太守の息子トゥスンと友情の絆に結ばれるが、二人の友情はねたまれ、窮地にたたされる。圧倒的な意思の強さと戦闘能力、そして異文化への深い理解で尊敬と地位を勝ち得るトマスの物語は、実話を元にしているというのがすごい!。