児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

食べているのは生きものだ

 

 世界の食べ物の写真を一貫して撮っている作者の本。血が噴き出すような殺すシーンは抑えているが、確かに、元生き物だったと感じさせる解体後の肉の様子が写されている。殺したり解体することが大変なので、虫食が行われているようすなどは、納得。ドキリとするが、まじめに食に向かい合った本。