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あかちゃんおばけベロンカ

 

赤ちゃんおばけベロンカ

赤ちゃんおばけベロンカ

 

 何も怖がらない妹のミッツィーから「おくびょうウサギ」とバカにされているのがくやしいお兄さんのヨッシーは、妹を怖がらせるためにおばけの人形を作った。ところが、髪の毛をうまくつけられなくて「バーベロンベロンカ!」って自分だけの悪口を3回も叫んだら、いきなり人形がしゃべりだした。「バーベロンベロンカ」は、命を吹き込むおまじないだったんだって。自分の名前はベロンカだというけど、まだ赤ちゃんだからわがままで手におえない。妹をおどかそううという計画もうまくいかない。ベロンカが次々いたずらするのでママは、変に思うが、パパは理屈をつけて解決しちゃう。だけど、ベロンカと話してるとこをミッツィーに見つかってしまった。ミッツィーのアイディアで、赤ちゃんのベロンカのために、ママのベロンカをつくる。ママに赤ちゃんは古いお城で育てなくてはいけないといわれ、ベロンカとはお別れになるが、生意気と思っていた妹にちょっと頼られてヨッシーも満足する。イラストが作品の雰囲気によくあっていて、ありがちな作品とも言えるが、全体にいい雰囲気になっている。本当に命をふきこめるかもしれない・・・と思える年齢で読みたい。