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荒野にネコは生きぬいて

 

荒野にネコは生きぬいて (文研じゅべにーる)

荒野にネコは生きぬいて (文研じゅべにーる)

 

生後12週ほどで捨てられた子猫は、徐々に野生の暮らしに順応し、たくましく生きていく。だが、洪水、野火、冬の寒さ、罠など、次々に試練が訪れる。子猫を産み、その子猫を失い、人に助けられ、しかし警戒を緩めず、気高く生きるネコの姿が魅力。