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ぜったいに飼ってはいけないアライグマ

 

ぜったいに飼ってはいけないアライグマ

ぜったいに飼ってはいけないアライグマ

 

 コマーシャルに写ったアライグマのかわいらしさに魅せられて、アライグマを衝動買いしてしまった著者のノンフィクション。野生動物ゆえになつかず、牙と爪でけがが絶えない格闘の日々。檻に入れるしか飼う方法がないけれども、責任をもって最後まで飼わなければと思うあきらめ。病気になったアライグマを自然にまかせようとし、獣医さんに「仲間として見捨てない」ようにはげまされる。おもしろいが、児童向けより一般書かも。例えばアライグマの発情を息子の目に見せたくないと思う思いを、他の子にはストレートに見せてOKなの? とかね。