盗神伝=１ハミアテスの約束

盗神伝〈1〉ハミアテスの約束

 盗賊の神の名を持つエウジェニデス（通称ジェン）は、盗みの腕を自慢したため、牢につながれる。釈放のためにソウニス王の助言者（メイガス）、兵士ポル、アンビアデス、ソフォスと共にエディス国の王位の正当性を示すハミアステの石を探し出す旅にでる。ついにジュンは石を見つけ出すが、アトリア国の妨害により失なってしまう。最後のどんでんがえしや、この世界の伝説が挿まれ、楽しく読めるが、娯楽作品としてのできにとどまる。