大好きだったおばあちゃんは、アルツハイマー病のせいで、すっかり変わってしまった。テッドはくやしくて、おばあちゃんにやさしくできない。ところが、おばあちゃんと二人のときに、怪しい男とであう。銀行強盗のニュースの逃走中の犯人に似ている。テッドは男につかまり、おばあちゃんを置き去りにしなければならなくなった。男の正体は、そしておばあちゃんは大丈夫か? テッドは、かつておばあちゃんに教えてもらったことを思い出しながら、なんとか逃亡するチャンスをつかもうとする。アルツハイマー病のおばあちゃんとの折り合いという重いテーマをそれなりにうまく処理している。