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児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

王子とこじき上

 

王子とこじき(上) (偕成社文庫3074)

王子とこじき(上) (偕成社文庫3074)

 

 知っているつもりだったが、読んでみると予想していたのとは結構イメージが違う物語だった。貧しい家にほしくもないのに生まれた男の子トム。同じ日、英国では誰もが待ち望んだ王子エドワードが生まれていた。トムは、父親からこじきを強制される貧乏暮らしだが、空想の中で王子にあこがれ、友達と宮廷ごっこに興じていた。王子へのあこがれから、一目見てみたいと思って出かけた宮殿で、偶然本物の王子に出会う。トムが王子の服を着てみたいと思わず言い、二人が服を取り換えると、まさかうり二つ。この服がもとで、王子は追い出され、トムは王子扱いされてしまう。最初はパニックになったトムだが、徐々に慣れてきて、自分でできる限り、残酷な刑罰を避けようと工夫もはじめる。一方王子は、こじき扱いをされ、次々に受難を受ける、トムの父の暴力に苦しみ、母の優しさにしばし救われる。そして、外国から帰ったばかりに騎士ヘイドンと出会い、ヘイドンは、王子の気の強さが気に入って、彼を守ろうと決意してくれた。だが、父が王子をみつけ、二人は別れ別れになっていまう。

今の政治家も、ホームレスと入れ替わって1週間も、過ごしたら、政策変わるんじゃなかろうか❗