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児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

ワニてんやわんや

 

ワニてんやわんや

ワニてんやわんや

 

いい子タイプの弟ボビーにむかついているぼくことテディ。弟の誕生日、おかあさんがカメを買ってあげなさいというのに、いやがらせでワニを買って帰ったら、なんと弟は大喜び。もちろんお母さんはカンカンで、お父さんもブチ切れ、でも弟の誕生パーティーにきた親戚には大ウケ。エサ代がもらえなくて、ゴミ箱あさりをしたら、家計がくるしくなったのかと誤解され、ますますお父さんに怒られた。買ってきた責任上、つきあううちに少しずつ弟のことがわかってくるテディ。テディは、仲よく気持ち良くするのが好きな子だけど、不満だってもちろんある。中国系アメリカ人の親戚や中華街のネットワークの大人たちがゆるく見守る中で、弟と二人の秘密を持つことで成長していくお兄ちゃんの姿が魅力。ただ、行方不明だったワニが、最後にひからびてみつかるけど、それまでどこに潜んでいたのかが示唆されないのがちょっと不満。