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児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

クララ先生、さようなら

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クララ先生、さようなら (児童書)

クララ先生、さようなら (児童書)

 

 みんなが大好きだったクララ先生が病気になってしまった。学校にもどってきたけど、もう授業もできない。でも、教室の後ろで見守って、おはなしを呼んでくれる。だけど、ついに教室にも来られなくなる日が来た。ユリウスは、最後になにか素敵なものをあげたいと思うが、もうすぐ死んでしまう先生にあげられるものは何? ユリウスを死から遠ざけようとするおかあさん、だけどそれには理由があった。初めて知る、おなかの中で死んでしまったという姉の存在。そして、思い出のつまったきれいな棺を作ろうと思いつくが、大人たちは大反対する。ユリウスのおじいちゃん以外は・・・。死というテーマを描いたあまり類書がない作品だが、確かに「棺」を作る、というのは、ちょっとギョッとしそう。