児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

世界の子どもたちはいま=22 カンボジアの子どもたち

 

カンボジアの子どもたち (世界の子どもたちはいま)

カンボジアの子どもたち (世界の子どもたちはいま)

 

偕成社シリーズのように、実際の子どもを中心にして取材しているのでわかりやすい。特定の著者がなく、主人公も一人ではないので、少し焦点は甘いが、雰囲気はかなりわかる。国の概要の記述がもう少し欲しい気もするが、子供たちへのアンケートなどは、読者に親近感を起こさせる効果があると思う。