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児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる

 

大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる (世界の子どもの本)

大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる (世界の子どもの本)

 

ホッツェンプロッツが帰ってきた! 脱獄!?と疑うが、行いがいいから釈放された、といって釈放証明書までだしてくる。あやしんだカスパールとゼッペルと警部は、シュロッターベックさんの水晶を使って見張りを続けると、武器や爆薬を運びだして、やっぱりあやしい。だが、カスパールたちが罠を仕掛けて見張っていると、逆にみつかり、きちんと武器などを捨てるところを見てほしいと頼まれる。そして、本当に処分した。その上、おいしいどろぼう料理をごちそうしてくれた! なのにシュロッターベックさんの水晶玉がなくなり、疑いはホッツェンプロッツにかけられる。カスパールたちは、なんとかホッツェンプロッツの無実を証明しようとするが、彼自身が、まじめになろうとしても、いつも疑われる、それに何の仕事をすればいいのかわからない、と落ち込んでしまう。さいごは、水晶玉消失の謎解き、ワニ犬バスティも、犬の姿にもどれ、ホッツェンプロッツは森の中のレストランといううってつけの仕事が決まる。 みごとに大満足の完結です。ユーモラスな物語のそこここに謎解きにも伏線がはってあり、物語の完成度が高くさすが! 大満足ですが、だからこそ「よたび」あらわれて欲しいです。