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児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

ちっちゃな科学

 

 虫オタクから生物学者になった福岡氏と、長く子どものかがくよみものに関する仕事をしていた二人の対談や、二人への質問も交えた著作。弔意的なのは、かこ氏の柔軟性。本が商品であること、不況の現在、即効性のある問題集はかっても科学読み物にお金がだされなくなっていることなど、ホント身に染みる指摘。インゲンマメをかんがえるのに、日本への最大の輸出国と、なぜそこでインゲンマメがとれ、どうして日本に輸出されるようになったかを展開していくようすには、思わずうなってしまう。好奇心と探究心を持ち続ける著者の姿が魅力。