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児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

バターシー城の悪者たち

 

バターシー城の悪者たち

バターシー城の悪者たち

 

前作で画家の道を目指したいと決心したサイモンが、今作の主人公。ところがロンドンについたところ、頼りにしていた画家のフィールド先生は行方不明になっていた。先生の下宿だったはずの場所に住み着き、画学校に通い、なぞ解きをはじめる。下宿のはみだしっこダイドーは、汚れてずるがしこいが、誰からもかまってもらえない境遇にサイモンは同情を寄せる。偶然出会った幼馴染のソフィーは、バターシー侯爵家に仕えて、幸せになっていた。サイモンも侯爵に気にいられるが、侯爵の身の回りで、次々に怪しい事件が起こる。孤児サイモンとソフィーの出生の秘密と、王室転覆事件が錯綜する。気球での脱出や、なぜかいつでも危機を救うタペストリーなどクスリと笑わせるユーモアもたっぷりで楽しませてくれる。そして、以降ダイドーはパワーを増していきます。