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ジェリコの夏

 

ジェリコの夏

ジェリコの夏

 

都会の恵まれない子どもに田舎での2週間をプレゼントするフレッシュ・エア基金。1910年、基金で田舎のジェリコに行ったドーシ。もうすぐ13歳だけど、姉さんと離れたのははじめて。受け入れ先の家の子ども、下のネルは人懐っこいがねえさんのエマはツンとしている。ユダヤ教の習慣をまもるドーンをおおらかにやさしく受け入れてくれるおかあさん。近所に住む雪の写真家ベントレーさん。田舎の暮らしに目を見張るドーンの気持ちが伝わってくる夏休みにぴったりの本。