4年生になってやってきたスフォルツァ先生は、厳しくて貧しい家の子をえこひいきする。作家になりたいプリスカ、戦争で両親が死んでしまったけれど親戚中が引き取ろうとしてくじ引きになった、みんなに愛されているエリザ、洋品店（クリスマスだけおもちゃ屋になる）のロザルバの３人組は仲良し。スフォルツァ先生に対抗しようと頑張るが、なかなかうまくはいかない。先生は成績表を握っているし、当時は親たちは学校に口をださなかったため、自力で何とかしなければならない。権力に弱い先生に対抗するため、時に貴族の血をひくエリザのおばあさまと登校してみたりと苦心惨憺。時折はさまれるプリスカの物語が絶品！
