児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

マイケン 12月19日

 

マイケン―12月19日 (世界のよみもの)

マイケン―12月19日 (世界のよみもの)

 

 お母さんが病気になってから、お父さんとお母さんはけんかをする。二人がケンカをするととてもいやだ。おまけに長女のマイケンは、弟のペレや妹のリランのめんどうもみなければならない。でも、いろいろなことを思いつくマイケンは、用事を忘れたり、つい作り話をしてしまったりで、いつもしかられる。リンゴジュースの染みを血だ、と言って騒ぎを起こして逃げ出したマイケンは、父の仕事場に隠れ、職人のターゲに見つかる。いつもと違う目で家族を見直すことを教わり、自分の欠点から逃げないこと、そこからよいことも引き出せることを知る。地味だが佳作。