児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

ルラルさんのほんだな

 

 ルラルさんが本棚から本を出して読んでいると、いつもの動物の友だちが読んでとやってくる。地底探検のドキドキの物語。ところが、地底に続く穴なら知ってると一人(一匹?)が言い出して、みんなで外に出て、穴を探検することになり、みんなは本はそんなに好きじゃないのか?とルラルさんは思うが、この穴探検は楽しい。すると、次々に他の動物たちも穴なら知っていると言い出して、いろんな穴にもぐって楽しく遊んだ。でも夜が近づくと遊びは終わり。みんなが、もうお家に帰って本を読もうと言い、読み聞かせでラスト。体験と本が一体化した理想の読書ですね。