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カエルの城

 

カエルの城

カエルの城

 

 ふと気づくと夜の森に立っていた”ぼく”の前に、ニッセ(小人)が現れる。ニッセに連れられて夏の森に行った“ぼく”は、そこでカエルを王子にし、王様の心臓を取り戻すが、悪い侍従長のたくらみにはまって牢屋に落とされる。しかし、脱出を果たし、もう一度城に戻ると、そこであった王様は、死んだおじいちゃんだったという物語だが、あまりまとまりが感じられなかった。