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マタビアは貝のおまもり

 

マタビアは貝のおまもり

マタビアは貝のおまもり

 

 お父さんとお母さんがいない夜、二人の弟のめんどうをみながら留守番をすることになったシルビア。壁紙の模様が、小さな虫になって出てくるような気がしたり、どろぼうが来るんじゃないかと心配になったり、おばけのことを考えたりと不安でたまらなくなる。とりとめない子どもの空想の世界の中で、オランダで暮らすインドネシア人の著者の生き方が少しづつ見えてくる。挿絵も魅力的。