公共図書館を実際に見ながら、本の配置や分類、読みたい本の探し方の紹介から始まり、図書館がレファレンスサービスや情報発信にも取り組んでいることを伝え、最後に図書館のお仕事調べも載せている。シリーズ全4巻で1冊3000円は、やはり高いと思うのだが、薄くて写真がいっぱいあるシリーズ本は、学校図書館などで特に購入されそう。ちなみに、発行月は12月なので、年度末の予算消化で買われるかもとか妄想した。しかし、図書館の仕事の説明が、委託仕様書のようなHOW TO で、本来は自治体の組織の中で、地域の読書活動の推進のために他の部署とどう連携するかなども重要であるが、こうした本では、まずそういうことは取り上げられないですね。