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めんどくさがりなきみのための文章教室 作者:はやみねかおる 飛鳥新社 Amazon これは「はやみねかおる」の名前で手に取りそう。内容は、中学2年の文岡健が、すてねこマ・ダナイに出会って、文章指南を受けるという内容で、さすが作者はユーモアを漂わせて書…
西の果ての白馬 作者:マイケル・モーパーゴ 徳間書店 Amazon 嵐の海岸に取り残された女の子は自分の家に帰れるのだが・・・「巨人のネックレス」。善良な一家に差し延べられた救い「西の果ての白馬」。みんなから馬鹿にされていた足の悪い男の子は、泳ぎをア…
パフィン島の灯台守 作者:マイケル・モーパーゴ 評論社 Amazon 子どもの頃、船で遭難したアランは、ぶっきらぼうだが嵐の中でも救援に駆け付けてくれた勇気ある灯台守の姿が忘れられなかった。父の死後、父方の両親の所に母と共に身を寄せたアランは、灯台守…
アグネスさんとわたし 作者:ジュリー・フレット 岩波書店 Amazon 絵本だが、読み聞かせとしては高学年にも使えそう。絵を描くことがすきな女の子、わたしは、田舎の野原の一軒家にかあさんと引っ越した。野原の向こうにはアグネスさんというおばあさんが住ん…
ラ・フォンテーヌ寓話 作者:ラ・フォンテーヌ ロクリン社 Amazon 17世紀フランスの詩人がイソップなどを元に創作した寓話詩。 19世紀イギリスのデザイナー、ウォルター・クレインに刺激を受けたという画家の挿絵は、まさに物語る絵で、ミルクを売りに行く娘…
はたらく 作者:長倉 洋海 アリス館 Amazon 世界の子どもたちが「はたらく」さまをとらえた写真絵本。 ネパールでは、冬虫夏草を探してヒマラヤを歩く子のけわしい表情を。アマゾンの森では、えものを弓矢でねらう厳しい視線の真剣さ。 エルサルバドルでコー…
新装版 続・レモンをお金にかえる法 作者:ルイズ・アームストロング 河出書房新社 Amazon 続編は、マクロ経済学の領域。 レモンの不作からインフレに陥った市場経済を、「治療する」役割としておとなたちが登場し、政府や中央銀行の立場を示します。 あっと…
新装版 レモンをお金にかえる法 作者:ルイズ・アームストロング 河出書房新社 Amazon 子どもにわかりやすいたとえを使って、経済学の用語と理論そして経済学のしくみを「正確に教え」るという絵本。 レモンに水と砂糖を加えてレモネードをつくり60円で売った…
こども行動経済学 なぜ行動経済学が必要なのかがわかる本 作者:バウンド カンゼン Amazon 経済学的に正しい選択とは何かを示し、人々がしばしば誤ってしまう選択のクセを明らかにする行動経済学。子どものうちからそれを学ぶことで、自分の人生や社会をより…
歯みがきつくって億万長者―やさしくわかる経済の話 (チア・ブックス) 作者:ジーン メリル 偕成社 Amazon ある日12歳のルーファスは気がついた。ドラッグストアの歯みがきが高すぎる!自分ならもっと安く作れる! 試しに作ってみると、1本分の値段で40本でき…
起業家フェリックスは12歳 作者:アンドリュー・ノリス あすなろ書房 Amazon フェリックスは、6歳の頃からさまざまなビジネスに挑戦してきた。中でも今回のアイディアは、本当にあたる気がする。幼なじみのモーが作ったオリジナルのバースデーカードを売るの…
いろのダンス 作者:アン ジョナス 福武書店 Amazon 赤、黄、青の大きな布をひらめかせながら、子どもたちがダンスのレッスン。布が重なると別の色が生まれます。赤と黄が重なってだいだい色、黄と青でみどりいろ、白が重なればどの色もうすくなる。 『光の旅…
バレエをおどりたかった馬 (世界傑作童話シリーズ) 作者:ハーラル ストルテンベルグ 株式会社 福音館書店 Amazon ある日、旅のバレエ団に出会ったいなかの馬が、自分もバレエダンサーになる!と決心。仲間のぶた、めんどり、ひつじとわかれて町へ出ます。 お…
アンジェリーナは バレリーナ (講談社の翻訳絵本) 作者:キャサリン ホラバード 講談社 Amazon アンジェリーナはねずみの女の子。バレエが大好きすぎて、夢でも踊っているくらいです。でも、おかげで周りが困ることも。うちのテーブルに並べたミルクやパイを…
バレエ団のねこ ピンキー 作者:ノエル・ストレトフィールド のら書店 Amazon ねこのピンキーは、ネズミとり係としてバレエ団にやとわれています。でも実はネズミが怖くて、ちっとも捕まえられません。バレエが大好きなピンキーは、いつ辞めさせられるか不安…
アイスクリームが溶けてしまう前に (家族のハロウィーンのための連作) (福音館の単行本) 作者:小沢健二と日米恐怖学会 株式会社 福音館書店 Amazon アメリカでのお菓子をねだるハロウィーンの起源が、実は世界恐慌で社会が荒れていた時に、子どもも荒れて破…
ベアトリスの予言 作者:ケイト・ディカミロ 評論社 Amazon 厚さはあるが、読みやすいので本好きな子なら小学校高学年くらいで読みそう。名前以外の記憶を失った少女ベアトリスは修道院のヤギ小屋で倒れていた。ヤギのアンスウェリカは、強情で性悪だが、この…
あくまくん 作者:ハイケ・ホールバイン,ヴォルフガング・ホールバイン,カロリーネ・ケーア,酒寄 進一,Heike Hohlbein,Wolfgang Hohlbein 徳間書店 Amazon ユスティンの友だちは、ちょっと変わっている。悪魔のあくまくんだ! 見かけは人間とは違うけど、仲良…
インクレディブルホテル 作者:ケイト・デイヴィス BL出版 Amazon ステファンは、インクレディブルホテルの見習い。いつかお菓子作りをしたいと夢見てるけど雑用ばかり。家では、ずっと練習しているのに、何もやらせてもらえません。ホテル100周年のパーテ…
スーパー・ノヴァ 作者:ニコール・パンティルイーキス あすなろ書房 Amazon ノヴァは言葉がうまく話せないし、過敏でコミュニケーションがうまく取れない。まわりは、ノヴァは知能が遅れていて、言葉もわからないと思い込んでいる。わかってくれたのは姉さん…
ブックキャット ネコのないしょの仕事! 作者:ポリー・フェイバー 徳間書店 Amazon 1940年空襲のさなかのイギリスで生れたネコのモーガンは、その後、お母さんと妹のメーブを空襲で亡くします。その後、偶然入った出版社で住み込みのネコになりました。そし…
ブック・オブ・ダストI 美しき野生(下) (新潮文庫) 作者:フィリップ・プルマン 新潮社 Amazon 突然の大雨による洪水の中、ライラをさらうために修道院が襲撃される。マルコムは、鱒亭と修道院の手伝いをしている勝気な少女アリスと共に、なんとかライラを救…
ブック・オブ・ダストI 美しき野生(上) (新潮文庫) 作者:フィリップ・プルマン 新潮社 Amazon ライラの冒険シリーズの前日談。マルコムはパブ兼旅館の鱒亭の息子で11歳。「美しき野生」号というカヌーを持っている。好奇心が強く、頭の回転もいい。家の仕事…
世界の教科書でよむ〈宗教〉 (ちくまプリマー新書) 作者:藤原 聖子 筑摩書房 Amazon 世界の教科書では各宗教をどのように記述しているかを紹介しているのだが、それは、まさにそれぞれの国が、宗教に対しどのような対応を取ろうとしているかを示したものにな…
いちばんたいせつなもの (世界傑作童話シリーズ) 福音館書店 Amazon 読んであげれば低学年でも楽しめる。「三人の男とらくだの卵」は、ちょっとのんきでぼんやりした3人男の物語だが。そのおバカ加減がなんだか楽しい。「水の精と男の子」は、さらった男の…
6ヵ国転校生 ナージャの発見 作者:キリーロバ・ナージャ 集英社インターナショナル Amazon 生れは旧ソ連時代のロシア。ロシア⇒日本⇒イギリス⇒フランス⇒日本⇒アメリカ⇒日本⇒カナダ⇒日本と、6歳から15歳までの間に頻繁な転校を繰り返し、現地校で学ぶ経験をし…
ネネット こころのなかにとりのつばさをもつおんなのこ 作者:アレクサンドラ・ガリバル アンドエト Amazon 主人公のネネットは自閉症で自分の世界にこもっている。同じクラスのノウは、当初隣の席に割り当てられて不満だが、ネネットが小さな折り紙の船を通…
シュトルム ショートセレクション みずうみ (世界ショートセレクション) 作者:シュトルム,テオドール 理論社 Amazon 失った若い日のたった一度の愛を描く「みずうみ」、昔話風の「雨の精トールデ」、リンゴを盗ろうとした少年をめぐる「リンゴが熟したとき」…
女子読みのススメ (岩波ジュニア新書) 作者:貴戸 理恵 岩波書店 Amazon いわば、女の子向けブックガイドだが、女の子にはこういう本がお勧めよというより、さまざまな場面でのロールモデルが出てくる作品を紹介している。取り上げてある本は、ほぼ一般書で日…
ぼくらのサブウェイ・ベイビー 作者:ピーター・マキューリオ サウザンブックス社 Amazon ダニーは、地下鉄に乗って家に帰る途中、小さな包みを見つける。それは布でくるまれた赤ん坊! すぐに警察に電話し、パートナーのピートにも電話をした。二人は赤ん坊…