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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

にぎやかな外国語の世界(地球のカタチ)

にぎやかな外国語の世界 (地球のカタチ)

にぎやかな外国語の世界 (地球のカタチ)

(中学生以上)

外国語の文字の形、発音、表現、語形変化、その楽しさを伝えたいという作者の思いが伝わる本。外国語の習得法を期待して読むとがっかりしそうだが、どの言語も素晴らしく、多様性に富んでいることをよしとする肯定的な見方がよい。文章が、くだけたかんじだが、かえって読みずらく感じる。これは、このシリーズの他の作品でも感じるので、編集方針? 白水社さんはYA向き文学は出しているが、YA向き教養本はあまりだしていないための編集不慣れ?と疑ってしまう。