
- 作者: 村石昭三
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 2011/02
- メディア: 単行本
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娘に国語辞典を買ってやろうと思いつき、あれこれ見比べてみた。最終的に購入したのはこちら。
概要
この辞典の特徴は「例文重視」。何しろ意味より先に例文が来る。
さいちゅう[最中]例文 試合の最中にけがをした。運転の最中。意味 ものごとがさかんにおこなわれているとき。さなか。
さらに、各語の上にチェック欄がある。今はやりの、辞書引き学習法に対応して、どの語を調べたかをチェックするようになっているらしい。
感想
国語辞典も色々種類があり、どれも似たかよったかで、どうしようかと思った。それぞれに言い分があり、語の数を多くしたもの、厳選して少なくしたもの。解説も詳しくしたもの、わかりやすくカットしたもの。総ルビはほぼ当たり前。付録の充実した物。別冊の解説書の充実度合い、漢字の解説、書き順に詳しい物、英語の単語も充実したもの、判型の大小、紙の質、重さ、伝統、などなど、微妙な差ながら、一応差別化に努力している。そうした中では割合個性派。ただし、それが吉と出るか、凶と出るか。私はオックスフォード辞典の路線を受け継ぐこういうのが割と好きなのだが、調べやすいかどうかは、ちょっと疑問。もっとオーソドックスなのでもよいだろう。