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シャドウマンサー

 

シャドウマンサー

シャドウマンサー

 

 

時は18世紀。あたりを支配する邪悪な牧師デマラルは、究極の力を手に入れるため、黄金のセラヴィムを入手。取り返そうと追ってきたラファー。土地の少年トマスとケイトは彼を助け、戦う。というよくある話。読んでいて投げ出したくてたいへんだった。善と悪の戦いが、もっともらしく書いてあるが、底が浅すぎ。ルイスを意識してるふうだが、格がちがいすぎ! 途中のキャラも半端に登場。ゲームに作り直すか、映画化すれば、それなりにいいのかも。でも、物語としては、勘弁して欲しい。ハリポタ以来こうしたファンタジーが増加中でで、ナルニア以来のファンタジーファンとしては、極力読もうとしても消耗してしまいます。