英語の上達のため、無理やりイギリスの子と文通することになったフランスの男の子カモ君。ところが、キャサリンという女の子は、18世紀としか思えない封筒で、謎めいた荒野の家での出来事の手紙をくれる。ふと、気づくと周りにも、まっ二つに切られてしまった子爵のおじのことで悩んでいるイタリアの子と文通している子など、みんな外国との文通に夢中! いったいこの真相は? 実はカモ君のおかあさんがやってた仕事で、謎のペンパルたちは有名文学の主人公たち、というのがオチ。本の知識があればすぐオチが読めちゃうし、本の知識がない人に好奇心を起こさせるほどではないし、ちょっと半端。