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アブホーセン=聖賢の絆(古王国記Ⅲ)

 

アブホーセン―聖賢の絆 (古王国記)

アブホーセン―聖賢の絆 (古王国記)

 

 サブリエルと国王タッチストーンは、暗殺の危機に。そしてヘッジが掘り出した“殲滅者”はついに復活してしまう。ライラエルは、七賢人が封印をした過去を覗き、対決するために冥界の最奥第9界へと向かった。そして、再度七賢人を結成させ自分の命をささげて対決しなければならないことを知る。忠実な“不評の犬”の献身とその正体。モゲットの真の姿など、謎が解き明かされ大円団を迎える。ストーリー展開のテンポがよい分、各自の心の交錯が、前二作より弱いのが欠点だが、落ち着くところに落ち着いている。