ティウリの前に張られた罠の数々。彼を拘束しようとする市長。渡し賃が払えないために越せない虹の川。手紙の内容を守るために封を切るが、中の言葉は、ティウリには理解できないものだった。自分が何を伝えようとしているのか、不安に苛まれながらも友人となったピアックと共に進む。ティウリと間違えられた犠牲者もでた。だが、ついに使命を果たして帰国したティウリに王は問いかける、また同じことがあったらやはり規則を破るかと。ティウリは、規則に優先するものがあることを自覚する。そしてそれこそが彼の最後の試練だった。王は、騎士をあきらめたティウリを、本物の騎士の心を持っていると認めてくれる。一度は分かれたピアックも追いかけてきて、途中で出会った姫とのロマンスの予感と、申し分のない大円団で終了! やったね!!