児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

数の悪魔=算数・数学が楽しくなる12夜

 

数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜

数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜

 

 夢の中に登場する悪魔が、退屈な授業とは、一味違った算数を教えてくれる。数学が持っている不思議さ、楽しさが伝わってきて、大人でもおもしろいし、子どもにも理解できるように書かれている。そのままでは手にとられにくいだろうが、紹介すれば実際、子どもが興味を持って読むだろう。フィナボッチ数がおもしろかったのですが、『ジーンズの少年十字軍』で出てきたフィナボッチさんをおもいだしました!