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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

マジョモリ

 

マジョモリ

マジョモリ

 

 子どもたちが“まじょもり”と呼び、大人が御陵という森からきた招待状。つばきは、森の奥で、不思議な女の子とあう。そこで、お菓子を食べるという物語が、かつて母もご招待された過去や、女の子ハナちゃんの正体とともにたちあらわれる。絵物語にしてあるが、絵はないほうがよいと思う。どうってことはないが、雰囲気で読ませる佳作。