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新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

明日は、いずこの空の下

 

明日は、いずこの空の下

明日は、いずこの空の下

 

 高校生時代の英国研修旅行に始まり、外国でのちょっとした体験をもとにしたエッセイ。とりわけ食べ物への言及がリアルでおいしそう。いつまでも好奇心の強い母上のこと、若かったころに自分に温かく接してくれたまわりの大人への感謝など、著者の素直な感性が伝わってくる。気楽に楽しめます。