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ダルタニャン物語=第3巻我は王軍、友は叛群(第2部二十年後)

 

ダルタニャン物語〈第3巻〉我は王軍、友は叛軍 (fukkan.com)

ダルタニャン物語〈第3巻〉我は王軍、友は叛軍 (fukkan.com)

 

 若き日の冒険から20年が過ぎた。ルイ14世はまだ子どもで、実権は太后の愛人マゼラン宰相だ。ダルタニャンは銃士隊の副隊長のまま不遇の身が続いている。だが、フロンド党の叛乱があちこちで勃発。マゼランは有能な部下を必要とし、ダルタルニャンの存在を思い出す。さっそく昔仲間を誘いにゆくが、アトスとアミラスはすでにフロンド党として活動し、仲間は二つに割れてしまった。だが、高潔なアトスの人柄のおかげで4人は敵味方に分かれても友情を誓いあう。