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ダルタニャン物語=第5巻復讐鬼(第2部二十年後)

 

ダルタニャン物語〈第5巻〉復讐鬼 (fukkan.com)

ダルタニャン物語〈第5巻〉復讐鬼 (fukkan.com)

 

 チャールズ1世救出作戦は成功するかと思われたが、モードントの介入により失敗。さらに、脱出の船に爆薬をしかけ4人の命をねらってくるが、悪運つき命を落とす。フランスに戻ったダルタニュンは、マゼランの命に背いたためポルトスともども囚われの身になる。しかし巧みに脱出に成功。マゼランを脅し、王妃と渡り合ってついに銃士隊長の地位を得る。ボルトスは念願の男爵位。アミラスはフロンド党ロングヴィル夫人の名誉。アトスはラウルの昇進を得て大円団。 この巻は、キャラがはっきりしてきすぎて、物語の深みがなくなってきたのが少し不満。はしこいダルタニャンの機知は、ますます冴え渡り、展開のテンポで読ませる感じです。