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シンデレラ・ガール

 

シンデレラ・ガール (文学の扉 (11))

シンデレラ・ガール (文学の扉 (11))

 

 貧乏な少女ジェニファーは、道で拾った財布を正直に届けた。その時居合わせた新聞記者が、それを心暖まる話として記事にしたため、一挙に時の人となる。プレゼントが山のように届き、幼なじみのチャーリーが働くあこがれのサーカースの職も得る。マスコミからの関心。売れ残りを、宣伝をもくろんでプレゼントにするデパート。喜びながらも、現実をわきまえるジェニファーなど、テツナーらしい現実的なシンデレラストーリー。