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ホタルの歌

 

ホタルの歌 (動物の記録 1)

ホタルの歌 (動物の記録 1)

 

山奥の一教師が3年がかりで教え子とともにホタルを調べた記録。まだ、素朴な農村が残る戦後の時代の中で、未知の事柄が身近なところに豊富にあった。ホタルの美しさに魅せられたことがきっかけで、ホタルの生活と成長を調べるようすが生き生きと描かれる。図鑑のウソを発見し、自分たちの力で謎に挑んでいく迫力。子どもたちを支える、親、学校、村の支援が気持ちよくかかれいる。なんでもネットだわかる・・・という均一化した社会になってしまった現代だけど、実は、足元にはまだこうした不思議が残っているかもしれない。