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ことらちゃんの冒険

 

ことらちゃんの冒険

ことらちゃんの冒険

 

 1971年に出版されたものの復刊。こねこのことらちゃんが、さまざまないたずらをする。犬に驚いて木に登り、降りようとしたら犬の背の上に飛び乗ったり、ぼうやの後をつけて電車に乗ろうとしたけれど、切符を買おうとしたら行先がわからなかったりなど、猫らしさを残して愛嬌がある話になっている。ただ、「ぼっちゃん」など、当時の言葉は、今の子には違和感があるだろう。また造本も、上下2段組みを一段にして、小ぶりにしたほうが子どもには親しみやすいと思う。