青いひれ

青いひれ (心の児童文学館シリーズ (2-1))

 マグロ漁船の船長である父。その船にのることにあこがれながらも、体が弱いために父の期待に添えないことに悩むスヌーク。生計の苦しさから怒りっぽくなる父の前でつぶされかけながらも、彼は少しづつ自我を作っていく。結果的に、青いひれ号は、沈んでしまうが、スヌークは大人になるための一歩を踏み出す。