児童書評価のページ

新刊・古典とりまぜて児童書を評価します

へたなんよ

 

へたなんよ

へたなんよ

 

 耳が遠いから電話がへた、そして目が見えにくくて、針に糸をとおすのがへたなおばあちゃん。いつもわたしが手伝ってあげる。でもわたしにもへたなことがある。クラスメートのへたと、上手をみて、上手なところを素直にほめる主人公。いかにも、な内容があざとくならないのは、主人公の女の子の素直さが前面に出ているからと感じる。宮川ひろみたいな感じの作品。