ネズミのマウスさん一家は、楽しくピクニックに行きましたが、そこで恐ろしいライオンが昼寝をしているのに出会います。そっとしておこうとしたのに、末っ子のチェダーがドングリを投げて当ててしまい、チェダーはライオンにつかまってしまいます。でも、このライオンは、実はやさしいライオンで、すぐに許してくれました。チェダーは、困ったことがあったら助けに行くと約束しますが、ライオンは、ネズミがライオンを助けるのは無理と相手にしません。だが、直後に罠の網にかかったライオンをネズミたちは網をかじって助け出し、みんなは一緒にお茶をします。明らかにイソップが元ネタで、やはり原作のシンプルさが、装飾されて弱くなっている感じはする。ただ、地味だけどユーモラスな絵の力が魅力。ライオンの笑い顔は、かわいい。