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非暴力で平和をもとめる人たち 平和と戦争の絵本4

 

非暴力で平和をもとめる人たち (平和と戦争の絵本 4)

非暴力で平和をもとめる人たち (平和と戦争の絵本 4)

 

 さまざまな反戦運動をした人のエピソード集。ただ、基本が一人につき見開き2ページなので具体的なことがわからないのが残念。戦争に反対した国会議員は、対案をださなかったのだろうか? ものみの塔の兵役拒否の事例についても、それではものみの搭が素晴らしい宗教かというと疑問もあるし、他にも弾圧を受けた宗派がある。具体的な記述で印象に残ったのは「沖縄のガンジーとよばれた農民 阿波根昌鴻」で、「静かに話す。道理を通してうったえる。軍を恐れない。」などの実践で、実際に効果をあげたと具体的な記述がある。できたら、こうした具体性と、それが事態をどう変えたかをもっと描いてほしかった。