
- 作者: フランツ=ヨーゼフファイニク,フェレーナバルハウス,Franz‐Joseph Huainigg,Verena Ballhaus,ささきたづこ
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 2006/01/01
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
リーサは耳が聞こえません。だから手で話すのですが、みんなはリーサの言葉がわかりません。ところがある日、トーマスという男の子が手で話しかけてくれました。トーマスの両親は耳が聞こえないので、いつも両親と手で話しているのです。二人が手で話していると、みんなは秘密の言葉みたいだと興味しんしん。みんなはトーマスの家に行って、耳が聞こえなくても困らないようにブザーが押されると光るなどいろいろな装置があるのをみせてもらいます。何も知らなかった子どもたちが、徐々に手話に関心を持つようになり、ごく自然に耳が聞こえない世界への理解を深めていく様子がとても魅力的。やや長いが、よみきかせで使っても良いかもしれない。