ある夜、ふと目を覚ますとロディはベッドのそばに男の子の幽霊を見つけた! 思わず姉さんのテッサに助けを求めるが、姉さんには見えない。なんとロディは幽霊を見る特殊な才能を持っていて、それを見込んでヴィクトリア朝の靴磨きの男の子の幽霊ウィリアムは助けを求めてきたのだ。幽霊をビンに閉じ込めてコレクションするゴースト・ハンターがウイリアムを狙っているというのだ。ウイリアムの靴ブラシを持てば、誰でも彼を見られるようになるので、姉さんにも姿を現して仲間になってもらうが、誰がゴースト・ハンターかわからない。二人はウィリアムを守れるのか?というちょっとドタバタコメディ。気楽に読めるが、悪者がちょっとチャラすぎで、最後があっさり解決してしまったのがものたりなかった。